マイスター魂

LAMYのローラーボールペン「Swift」(ラミー・スイフト)。

ネットで購入し、ラミーの万年筆と併用して気に入って使っている。
この筆記具を見ると、ドイツのプロダクツには
日本が失いかけているクラフトマンシップ(職人気質)が
しっかりと受け継がれていると感じます。

 

スイフトの特徴は、書き出しがスムーズで速乾性のある優れたリフィルLM66の書き味。
ローラーボールペンなのにキャップ式でなくノック式であること。
すべり止めにドットが刻まれ、さらに、ペン軸自体に重さがあるため
筆圧をかけなくてもスラスラ書けること。
そして何より男心をくすぐるのが、クリップ部分のギミック。

ペンを持って書いている時にクリップがじゃまになった(気になった)経験が
誰にでもあると思う。ところが、このスイフトは筆記時、
つまりノックしてペン先を出すと、クリップがボディに完全に格納されてしまうんです!

 

どういう仕掛けが組み込まれているのか全くわかりませんが、
今まで当たり前に思っていた「クリップ部分を避けて持つ」という行為が、
意外にストレスになっていたことに、
クリップが消えるスイフトを使って初めて気がつきます。

ペン先を出したままポケットに指してしまうのを防ぐため、とか、
そんな理由もあるそうですが、筆記時には突起がなくて持ちやすく、
収納時にはデスクにおいても転がらない…そんなメリットもあります。
(実はクリップが格納されても、小さな突起が施されてあり、転がりにくくなっている)

というか、クリップが出たり引っ込んだりするのが、
ただ単純に楽しいだけなんですけどね(笑)

LAMY swift

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