1冊の図面集

昨晩、七日町リフォームの図面を届けていただいた。
平面図、立面図はもちろん、配管図、配線図、造作建具の棚割り、設備書、照明・コンセント類の位置など、七日町の家のリフォーム工事の全てが盛り込まれた、いわゆる「家づくりの仕様書」。
これに基づいて、一つ一つ施工が行われていく。
細かなところは修正が加わる可能性があるものの、95%以上最終形。
総130ページ!

今の住まいを出る必要があると通達されたのが、昨年2013年末。
どうしようどうしようと、引っ越し先を探していたものの、賃貸も中古物件もなかなか納得できず、奥さんの実家である七日町の家をリフォームして住めないだろうかと思い立ったのが、今年2014年3月。
すぐさま、瀬野和広さんにメールで白羽の矢を放ち、今に至っている。
直近に住む金内勝彦さんが設計監理チームに加わっていただいたのも、縁の深さを感じる。

図面帳は1冊だが、後ろにあるだけの大量の図面やら見積もりやらでのやりとりを経ている。
それだけ、自分たちの暮らし(への想い)が、この図面に詰まってる。

人間の頭と手と心で積み重ねられたもの。
これからさらに多くの人間の頭と手と心で家が立体になっていく。

感謝。

家を「買っちゃう」と、こうはいかないんだよね、多分。

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