ウクレレの弦

オークションで購入したfamousのウクレレ(FS-5)と、
これまで愛用していたMartinのウクレレ(バックパッカー)

それぞれ弦を張り替えた。

…と、ここまで書いてネットをウロウロしたら、
全く同じようなことを書いてらっしゃる方がいたので、
思わずトラックバック…。

So-net blog:今日の出来事:ウクレレ弦
 
 

で、弦の張り替えですが、
2本のウクレレをどう使い分けるかがポイントです。

ウクレレはご存知のように弦が4本。
1〜4弦まで順に、AECG(ラミドソ)となっていて、
4弦は3弦より高くなっています。
このちょっと変則に思えるチューニングのおかげで、
コードを弾くと、ウクレレらしい
高音のかわいらしい音色が出ます。

ただ、そのデメリットとして音域が狭い。

そのため、最近はこの4弦を低いG(ソ)に
チューニングする人が多くなっています。
これを「LOW-Gチューニング」と言うんですが、
ウクレレの神様と呼ばれるハーブ・オータサンも、この「ロージー」で、
3弦の開放音C(ド)より、さらに低いG(ソ)まで音域が広がります。
僕もそうしていました。気分だけはオータサン(笑)

ところが「ロージー」にもデメリットがあって、
さっき言った、高音が効いたウクレレらしさ、軽快さ、
南の国のあっけらかんとした音色が、
シックで落ち着いた感じになっちゃうんです。

それにウクレレの楽譜などを見ると、
レギュラーチューニングに合わせたものと、
「ロージー」に合わせて書かれたものの両方があるし、
弾くたびに弦を張り替えるのは、そりゃメンドイ、非現実的。

そこでそれぞれにチューニングした、
2本のウクレレがちゃんとほしいなーと思ったのが、
famousを買った大きな理由でした。

張り替えの実際ですが、Matinはもともと渇いた音がするので、
レギュラーチューニングに戻すことにしました。
張ったのはハワイのウクレレメーカーとして有名な、
Kamakaの黒いナイロン弦です。
表情がグッと引き締まった気がします。



一方のfamousは、トラバ先の方も書いているように、
Worth Creationの「Worth Strings」という、
フロロカーボン製の茶色弦の「LOW-G」セットを張りました。
フロロカーボンって釣り糸と同じ素材ですね。
ただ、1弦だけは、張りが強すぎて
「カンカン」という音がしっくりこないため、
一緒に買ってあった、同じフロロカーボンのクリア弦の1弦に。



うん、いい感じです♪

チューニングの違うウクレレが2本。
だからといって腕前も2倍あがるかというと、
全然そんなことはないわけで、
ただただ開放弦を鳴らして悦に入っているのでした(笑)

アロハ オエ〜♪

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