PENTAX Optio W60

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*Photo by Optio 43WR(最後のお務め...笑)

ブログ用にと、Optio 43WRを買ったのが4年前
使い倒した、と言っていいだろう。
ホワイトバランスに異常をきたし、バッテリー部分のフタも壊れ、
防水デジカメの任務をまっとうできなくなってしまった。
他に類のないデザインも気に入っていたし、
機能的にもまだまだ必要十分だったので、
オークションなどで中古を探してもみたのだが、
単3電池が使える防水デジカメとしては唯一ということもあってか、
新品同様のものはかなりの高値がついていた。

そこで、素直に最新機種を。
「ペンタックス・オプティオ W60」。
43WR→WP→WPi→W10→W20→W30→W60と、
4年間でこれだけ代替わりした防水・防塵Optioの7代目にあたる。
http://www.pentax.jp/japan/imaging/digital/compact/others.html

残念ながら乾電池の使用はできなくなってしまったが、
・水中撮影も可能な防水・防塵機能
・28mmの広角(35mm換算)からの光学5倍ズーム
・代々受け継がれる1cmマクロの接写機能
・せり出さない屈曲光学系レンズ
...などなど、この薄さと軽さで、
僕が必要とする機能をほぼ完璧に満たすコンデジは、
このW60をおいて他にない。

日常の記録用だったり、通常の旅カメラや、
一眼デジタルのサブカメラとしてなら、
「Canon PowerShot G10」という選択肢もあった。
しかし、たとえばサイクリング、キャンプ、山、スキー、カヌー、
さらに温泉、丼に落とすリスクのあるラーメン(笑)など、
ちょっとアクティブなシーンに、
どうしても防水機能は譲れなかった。

もちろん、というか、
フレアが出やすいだの、夜景に弱いだの、手ブレ補正がしょぼいだの、
弱点も相変わらずのようだ。
バッテリーの持ちが悪いというレビューも少なくない。
それでも、動画撮影やインターバル撮影の強化など、
面白そうな機能がオマケされており、
これで2万円代前半なのだから、やっぱりW60唯一無二なのである。

一つだけ気になっていた、露出補正へのアクセスの悪さも、
Fn機能を割り当てれば2クリックで可能になることがわかった。

あえて言うなら。
これ以上の画像数はもうどうでもいい。
アウトドアを意識した製品コンセプトであるなら
(って、そうに決まってるのだから)、
オリンパスμシリーズのような、耐ショック性能の追加と、
手袋をした状態でも操作可能な
ボタン類の見直しが不可欠だと思う。
アウトドアで素手なのは、温泉とラーメンぐらいだ(笑)

期待しますよ、ペンタックスさん。

  
 
 
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