黒(鶏+魚)「らー麺 山之助」

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今年、5月21日にオープンしたばかりの山之助

近くの病院に用があったついでに行ってみた。
というのも、値段が高めなのと
駐車場がないようだったので、
ラーメンだけのために行くのを躊躇していたのだった。
合わせて800円近い出費はキツイ。

入店は14時近かったにもかかわらず満席。
正確に言うと1席空いていたのだが、
前に3名の客が待っていたので先に座るのを自粛した。
カウンターだけの店なのだから、この辺は
スタッフのオペレーションがあっていいかもしれない。

3名の客が座ったので、空いていた席へ。
すべての客から丸見えの厨房は、
ある種、劇場のようでもある。
スタッフの動き、台詞(会話)の全部が、
スポットライトの中に登場する主役への期待を高める。
事実、卓にはスポットライトが落ちている。

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鶏ガラの甘い香りと魚出しの旨味が調和したスープ。
あっさりと言うにはかなりコクがある方だろう。
「塩ベース、ゆず入り」との手作りポップ。
実はすっかり醤油ラーメンだと思い込んでいた。
うーむ。

この点はリベンジするとして、
とても美味しいスープであることに変わりない。
食欲をぐいぐい引きつける中太の麺は、
ボリューム的に少し物足りないが、
ツルツルとして茹で具合も申し分ない。

箸で持つとホロホロ崩れそうなバラチャーシュも、
もっちりしていて満足度が高い。

これでせめて駐車場があればと思う。
もしくは「たまや」のように駐車券をサービスするとか。

たまやと言えば、だいぶ以前に
麺武者はたまやと似ていると書いた
山之助のラーメンは、確かにこの2店に似ている。
煽情力さんの「書き殴りの雨 山形市 らー麺 山之助」に同感だ。

たまやをあっさりに、
麺武者から魚出しの香りを控えめにした
上品なバランス良さ。
それが2店とのいい差別化になっている。

というわけで、スープまで完食。

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■らー麺 山之助
山形県山形市本町1-7-24
023-642-4450
11時半〜14時半/17時半〜21時(休:月)
黒(鶏+魚):680円
 
 
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