中華そば「あさひ食堂」

県庁ご用達の食堂が、周囲にたくさんありますが、
あさひ食堂もその1軒。
激戦に揉まれながら生き残っていくわけだから、
1)味、2)値段、3)スピード、4)メニューの数などが、
どれか突出しているか、全体バランスが高レベルで保たれているか、
どちらかが不可欠なんだろうと思う。

初来店なので、当然中華そば♪



これがですね、美味い!
先に挙げた4要素のうち、後3つでもっている店も
少なくないと思う中、かなりの満足度。
豚と牛の合わせ出しで、脂濃厚めが特徴。
といって口あたりはそれほどしつこくない。
これに中太、ほんのりウェーブがかったプリプリ麺が、
茹で加減ほどよく、スープとの相性もいいです。

そば屋の中華そばほど、洗練された上品さはないものの、
僕は「下町の中華そば」と呼びたい。

山形に下町なんてないけどさ、そういう感じ。
星飛雄馬が一徹とキャッチボールの合間に食べてるような、
明子姉ちゃんが木の陰で「あら、私も食べたかったわ…」と
こっそり涙しているような、そんな感じ。


■あさひ食堂
山形県山形市あさひ町18−33
023-642-3277
10時〜20時(休:日)
中華そば:500円


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