滝川中華「秋津そば」

春です。
山形市内ではフキノトウがすでに開いていています。
天ぷら用には、少し山際に行かないともう遅い。

 

この写真を撮ったのが、実は「秋津そば」の店先。

基本的に僕は、魚系ダシのスープが苦手。
ただ、以前よりも抵抗力(理解力?)がついている感じ。
魚ダシ=美味しくない、というわけでは必ずしもなく、
特に最近は、魚ダシの香りの良さが、少しは分かったきた。

そこで食べたくなったのが「秋津そば」の中華。
上品でいてシンプル、あっさりしていてコクがある。
そんなスープの味は十分に評価していたので(ちとエラそうですが)、
魚ダシ系の美味さを知りつつある今、再チャレンジしてみようと。

以前、カップ麺として商品化された「天童みそだまりラーメン」は、
この秋津そばも参加していて、その本物も食べられる。
それは、ま、今度。



やはり、秋津そばといえば「滝川中華」。
北海道滝川市のラーメンに感動して作ったと言われる中華そばで、
北海道好きの僕としては、避けては通れない。
さらに今日は、山形一細いと謳う1日限定50食の柳麺を指定。
「大盛り!煮卵付きで」



うーん、美味いです。
魚系のダシも以前感じたほど強くない。
背油が浮いたコクのあるスープに、辛みそがトッピングされている。
この辛みそ、大吉のみそ中華に通じるものがある。
どっちが先かは別にしてね。
個人的には、辛みそなしの方がスープの良さが活きる気がする。

麺は確かに極細で、なかなかの喉ごし。
細いからと言ってコシがないかといえば、きっちりモチモチ感がある。
茹で方がもう少し固めだと最高♪
煮卵もとろりとして、濃いめのスープによく合う。



で、すっかり満足。
メニューが豊富なので、麺の食べ比べも含めて
少し通ってみたくなった。

■秋津そば
山形県山形市あかねヶ丘1-17-20
023-643-0034
11時〜20時(休:火)
滝川中華610円・煮卵80円(大盛り+100円)

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