中華そば「ケンチャンラーメン」

今朝、事務所の駐車場で他のスタッフと待ち合わせ、
取材先に向かう途中、
駐車場を出てほどなく、大通りから路地に入ったすぐのところに、
なにやら辛子色した新しい建物があるのが視野の端っこに。

取材がお昼前に終わったので、
どうしても気になった先ほどのお店に行ってみたところ、
ラーメン屋さんじゃぁ、あ〜りませんか!



看板、暖簾には「手打ち中華そば ケンチャンラーメン」とある。
ふーむ。一瞬の躊躇の後、(ネタ、ネタ…)と言い聞かせ、店内に。

メニューは「中華そば」のみ。
ただし、小・普通・大、油っぽく・普通・油抜き、
濃口・普通・薄口…がそれぞれ選べる。
注文は自販機で食券を買うと、それが厨房に伝わる仕組みで、
注文番号の入った食券をそのまま持ってテーブルにつく。



オーダーは、まず基本を抑えようということで、
普通+普通+普通(笑)
「量が多いので、“普通”が大盛り、女性なら“小”」と書いてある。

店内は厨房に向いたカウンター、
向かい合わせで座る長板のカウンターテーブル、
それと小上がりにテーブルが3卓(4卓だったかな)。


しばらくして運ばれてきた中華そばを見て、
第一印象は…

なんじゃ、この麺!



スープの表面は、背脂で全面がコーティングされているため、
いつまでも熱々。あんかけほどではないにしろ、
猫舌の人にはたいへんかも。でも、僕的にはうれしい。
スープの味は鳥ガラで、武骨なまでのしっかりしたしょう油味。
ちょっとサカナ系の香りもするので、
煮干しダシも入ってるかな…?

そして、やっぱり驚くのが、なんじゃ、この麺!
まるで、うどんのような手打ち極太ちぢれ平麺。

これに、大きめののり、歯ごたえのあるチャーシュー2枚、
細裂きした支那竹がトッピングされている。

これ、美味い♪♪♪
脂の量がたっぷりなのに、嫌みがない。
濃いしょう油味なのに、しょっぱくない。
麺が太い分、多少モソモソするため、
ツルツルツル〜ッとはすすれないけど、逆にモチモチ感がたまりません。
(基本的に僕は細麺党です、ラーメンもおそばも)
こってりしたスープが、この極太麺にほどよくからんで、絶妙。

 

いやいや、これ、美味い♪
肉厚で歯ごたえ十分のチャーシューは、
かといって固いわけでなく、噛めば噛むほど味が出る。
支那竹も濃いめの味付けで、スープ、麺との相性もいい。

店構えや注文のシステムからして、
もしかしたらチェーン店かなと思い、ネットで検索したら、
庄内、特に酒田では超有名なお店だったんですね。
内陸進出1号店かな…なるほど、納得、納得。

庄内の方では、行列ができる人気店らしい。
山形店はまだそこまで知れ渡っていないせいか、
お昼時にもかかわらず、けっこう席が空いていたけど、
行列ができるのは時間の問題って感じ。

事務所からも近いので、通ってしまいそう…。

■ケンチャンラーメン
山形県山形市西田2-1-17
023-647-0086
11時〜14時(休:月)/17時〜20時(土日のみ)
中華そば:小550円、普通600円、大780円

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