上山ポタリング 〜番外編2〜

小路をつらつらと彷徨っていると、
こんな店に出くわしました。
築50年以上は経っているだろう渋い木造の建物、
真っ赤な「ラーメン」の暖簾、
そのすぐ脇には「塩ラーメン」の張り紙…。
店名は?と探すも、どこにも見当たらない。


しかし、暖簾が出ている以上、営業中に違いありません。
外観の写真を撮りながら、
入るべきか、パスするべきか、かなりの長考(笑)

意を決して入ってみましたところ…


「いらっしゃい」

お客は一人…かと思った新聞を読んでいるオヤジさんが店主でした。
すでにあまり良い予感はしません。
張り紙の塩ラーメンもかなり気になったんですが
品書きの看板をチラと見て、中華そばをオーダー。

すると、オヤジさん、おもむろに店内にある冷蔵庫から
いろいろと材料を取り出して厨房へ。
それからしばらくの間、
たっぷりとお店の中を観察する時間がありました(笑)


中でも僕の興味をそそったのは、この椅子とテーブル。
鮮やかなスカイブルーのクッション部分と、
飴色に経年変色しつつも成形合板による曲線ラインが美しい脚。
テーブルも直線と、同じく成形合板の曲線とのバランスがきれいで、
とてもシンプルなデザインが秀悦です。


よーく見ると「多○木工」のシールが貼ってありました。
この椅子、欲しい♪

などと暇を持て余す限界が近づいた頃、
ついに中華そば完成。


おお!多少スープの濁り具合が気になるものの、
思っていたよりもだいぶちゃんとしたラーメンのお出ましです(笑)
さて、スープを一口…鶏ガラと豚ガラの合わせダシ。
さてお次は麺。
これが、あまり見ることのない超細平打ち縮れ麺。
超細ゆえに、僕にとってはちょっと茹で過ぎ。
大盤振る舞い3枚入りのチャーシューは、
しっかりした味付けで、歯ごたえも良し。
総合判定は…



 

ノーコメント(笑)


 
会計を済ませる時、
「この店、なんていう名前なんですか?」と聞くと、
オヤジさん曰く。
「角さん食堂です。
 やっぱり看板出さないとダメですよね…」。

角にある店だから、
お客さんから「角さん、角さん」と親しまれたに違いない。
なんでも創業40年以上だという。



■角さん食堂
住所:ナイショ(探してみよう♪)
電話:不明
営業時間:聞くの忘れた
中華そば:450円
 
「(c)ちゅうかツルツルウマウマ隊」隊員No.48
 
 
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タグ:村山