400kmポタリング - KHS F20-R[2]

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■5月3日(日)/2日目 走行距離:約80km(+クルマ移動:約80km)

新潟県・鷹ノ巣〜R113(米沢街道/小国街道)〜関川〜R113〜十文字〜R113〜荒川〜県道3〜R345〜県道3〜瀬波温泉〜R345〜村上〜R345〜笹川流れ〜R345〜勝木〜R7(クルマでワープ)〜山形県遊佐町吹浦・西浜キャンプ場
 
 
爆睡。
5時半頃にウトウトと目が覚めて寝返りを打とうと思ったら、右膝に激痛。動かせない。一気に眠気が飛ぶ。一晩寝て痛みがおさまるどころか、昨日到着時よりひどい。隣のテントにいるY也くんに「走れないかも」とメールしようと思ったら、ゴソゴソと音がした。
こっちもテントから這い出して、おはよう代わりに「膝ヤバイ」と告げる。サポート隊に連絡するも、前に進む以外なく、かかりつけの接骨院のY先生に電話でテーピングの方法を聞いて処置。
とにかく走り出して30分、関川の道の駅まで行く。その後うめきが抑えられない刺すような痛みに襲われ、また鎮痛剤を飲む。

天気は薄曇り。風は涼しく、昨日よりずっと爽やかに走れるのだが、痛みの強弱が波のように引いては寄せる。なのでペースはバラバラ。強い痛みが来ると時速10km以下または休憩。膝に負荷のかからない下りで時間と距離をかせぐ。

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瀬波温泉を過ぎ、村上の街中に入って1軒のラーメン屋にたどりつく。店内がほとんど見えないため「やってるの?」って感じだったのだが、入店してびっくり。チョー満員なのだ。客が後から後から入ってくる。丼がオリジナルなので、チェーン店かと思ったら、やはりそうだ。「みそ膳村上店」。
名前の通り、多彩な味噌メニューで知られるようだが、オーダーはもちろんコテコテ中華。
スープ全体を背脂が覆っていて、まあまあかな。感動するほどではないが、自転車を漕いでいるとスープものが旨い。あんまり飲み過ぎたせいで、ひどく胃持たれした(笑)

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この昼食時、右膝の非常時に、サポート隊(といっても1人だが)が1日予定を早めて山形を出発したと連絡が入る。...と、げんきんなものだ、午後から次第に痛みが弱まってくる。海沿いのR345が気持ちいい。多少のアップダウンの辛さは、左に広がる海景が帳消しにする。
サポート隊と笹川流れで合流。リアの荷物だけさっさと降ろし、クルマに移した。

8キロ以上を減量した自転車の軽いこと!痛みがおさまりつつある右膝も快調で、快走。今日の終着地である勝木の最後の登りは、全く痛みが出なかったほどだ。笹川流れでいったん先に進んだサポート隊が、勝木の碁石キャンプ場、その先の赤カブキャンプ場、鼠ヶ関キャンプ場を偵察。聞けば、碁石はただの砂浜、赤カブは見つけられず、鼠ヶ関まで移動した方がいいとのこと。

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勝木ですでに16時半。
自走して鼠ヶ関までは無理なので、自転車をクルマに積み込む。どうせクルマ移動ならばと、ホームキャンプ場の西浜(遊佐・吹浦)まで行ってしまうことに。勝木から西浜まで約80キロ、明日の行程予定をまるごとショートカットし、途中買い出しなどをしながら西浜着、18時半。
到着後、即、昨日は涙を飲んだ無念のビールをあおる。テント設営後、我が家のように慣れ親しんだ「あぽん西浜」でたっぷり湯につかり、サポート隊が用意してくれたジンギスカンで満腹。2缶目のビールの後、いいちこのロックにちょいと口をつけただけでダウン。

昨夜よりもさらに早い20時半にはシュラフの中でイビキ三昧となる。
面白いほどに右膝の痛みが消えていた。こりゃ、山形まで自転車乗って戻れるかも。

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■ところで、プロが指南してくれたテーピング法。
症状は、膝を曲げると飛び出す皿のすぐ外側の骨の、そのまたすぐ外側に痛みの震源がある。これにほぼ左右対称の内側に鈍い痛み。皿の下のくぼみにピリピリする痛み。
□これに対するテーピングは、膝の中心から指1本分ほど斜め下外側に出ている骨から、これも腰骨から指1本分ほど下にある太もも外側の骨まで、ずーっとまず1本貼る。
□さらに、約12センチほどに切ったテープを2本、端を5ミリほど残して、真ん中にタテに切れ目を入れる。これを、膝上からと膝下からとそれぞれ軽く膝を曲げた状態で上下からV字に貼る。
以上、写真も参考に。

 
 
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