KHS F20-R 雨仕様

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自転車ツーリングに雨はつきもの。
特に高温多湿になるこれからの梅雨時期、
走らないのももったいない。
そこで雨天走行のためのテストをあれこれ。

ちょうどその日は、朝から小雨。
走り出すと雨足が強くなって、しかも薄日が射し始めるなど、
一番の目的だったレインウェアの透湿テストには絶好の天気。
当然、汗をかかないと透湿具合は分からないので、
軽い登りが続く、高瀬経由〜紅花トンネル越えのコース。
 
 
【身支度編】

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■インナー(正確にはレインウェアの中)
UNIQLOのドライシャツ(長袖)+Adidasのメッシュサイクルシャツ(半袖)に、下はSIMANOのパッド入りサイクルパンツ+mont-bellのショーツという組み合わせ。あえて雨天を意識せずに。

■アウター(要するにレインウェア)
mont-bellのレインダンサー上下。ゴアテックスではあるのだが、なにせ7年ぐらい前のモデルだし、最近はあまり着る機会がなかったので、防水・透湿性能が落ちていないかが心配だった。自転車専用じゃなく、普通のトレッキング用なので少し大きめ。

■シューズ
Adidasのウォーター・モック。アッパーはメッシュで底からも排水する。しかも、モック(モカシン)系シューズにありがちなフニャフニャソールではなく、かなり固さがあるのでとてもペダリングしやすい。これにドライの5本指ソックスを合わせた。濡れないように...ではなく濡れても快適な仕様。寒くない季節なら、この方が、足の蒸れやすいぼくに合っている。

■キャップ
HAGLOFSのキャプリコーン・キャップ。サイドメッシュでクール、しかもネオプレーン素材のツバの部分が秀悦。固過ぎず柔らか過ぎず、走行中に風を柳のように受け流し、かつ陽射しを遮る。レインウェアのフードもかぶって走ってみようと思ったので、視界確保のために着用。

■その他
デジカメはPENTAX Optio W60、ケータイはau W61CA、時計はCASIOプロトレック。すべて防水仕様♪
 
 
【自転車編】

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■バッグ
RIXEN&KAUL フリーパック META2。付属のレインカバーの使い心地を試すのもこの日の目的。メインとサブコンパートメントの間に小さなポケットがあり、ここにレインカバーが入っている。2つのフックでMETA2本体に装着することができるため、中の荷物を取り出す時も便利。F-20Rに、膨らんだエアバッグが付いてるみたいだ。視認性が高くていいかも...(笑)

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ところで、F-20RへのMETA2の取り付け方。旅仕様のエントリーでも書いたように、ステムポストのダボ穴にヘッドチューブアダプターをつけ、これにフロントアタッチメントを繋いでいる。META2側は、背面にアタッチメントがあり、バックパックとして背負う時には背中に当らないようパッドでカバーできる。
小径車はフロントタイヤのクイックリーな切れ込み動作が気になるが、META2をフロントに装着することで、これが軽減され実にハンドリングが安定する。


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■フェンダー(言ってみりゃ泥よけ)
KHS フェンダーセット。天候によって着脱できそうなのが気に入って購入したけど、思った以上に納まり具合がスマート。よって付けっ放し。長さが必要最低限っぽいので、どこまで跳ね上がりをカバーできるか。これもテスト要件。
 
 
いつものコンビニとうかいに寄り、水分を確保して走り出す。
レインパンツがもさもさして
ペダリングしずらいかなと思ったら、そうでもない。
裾のドローコードをきっちり絞ると、
クランクにも当らず予想以上に快適。

伊達城から立谷川工業団地を抜ける。
少し汗ばんできたものの、べたつきはない。
新しい道を走ってもつまらないので、
休石から、集落を縫う旧道を行くことにする。
街並みや建物を見ながら走るのが大好きなのだ。
集落が終わった石碑群のところで休憩。
かなり汗をかいていて、暑い。
レインジャケットの前を開け、フードも脱いでクールダウン。

紅花トンネル手前で、再び休憩。
この先はもう汗をかかないので、レインウェアを全開にし、
中の湿気をじっくりと逃がしてやる。
背中が汗でびっしょりなのが分かるけど、
UNIQLOと言えどもドライ素材、不快感はなし。
これがもっと汗を逃がす高機能のアンダーウェアなら、
ゴアテックスの機能をさらに活かせるだろう。

滑川からの下りは快適。雨はまだパラついていたが、
レインダンサーはどんどん乾く。
家に着いてウェア全体をチェックしてみると、
サドルに密着するお尻の部分が少し湿っている程度で、
背中に泥跳ねの跡もなく、すぐにも収納できそうだった。

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結果...雨のポタリングは楽し。
山の緑も空気も、雨に洗われてキレイだし、
梅雨に負けずにどんどん街を出よう!
なんたって、テントの中で聞く雨音は最高なんだから♪
 
 
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